【九份で阿妹茶樓を目指した結果】迷いすぎて茶樓どころじゃなくなった話
台湾旅行といえば、やはり外せないのが九份(きゅうふん)。
映画の世界に入り込んだような街並みと、赤い提灯が連なる幻想的な風景。
そして、多くの観光客のお目当てが――
「阿妹茶樓(アーメイチャロウ)」
です。

まるで映画「千と千尋の神隠し」を連想させるような雰囲気の外観。
事前に見た写真だけでワクワクしていました。
私も当然、
「せっかく台湾まで来たんだから行かねば!」
と意気揚々と九份へ向かいました。
しかし、この時の私はまだ知りませんでした。
この旅が、
『阿妹茶楼を探す壮大な迷子アドベンチャー』
になることを……。
九份で阿妹茶樓を目指して出発
九份に到着すると、すでに人、人、人。
バスを降りた瞬間から観光客の数がすごい。

「阿妹茶樓なんて有名なんだから、適当に歩けば着くだろう」
そんな軽い気持ちでスタート。
これが失敗でした。
九份老街は誘惑だらけ

細い路地へ入ると、
すぐにお土産屋さんが並び始めます。
提灯。
キーホルダー。
雑貨。
台湾グッズ。
猫グッズ。
酒袋。
謎の飴。
気付けば、
阿妹茶樓ではなく商品を見ています。





「上へ行けばあるだろう」の精神
九份は坂の街です。
とにかく上ります。
階段を上ります。

また上ります。
さらに上ります。
途中で、
「これ、山登りじゃない?」
と思うレベルです。
観光地というより、
ほぼハイキング。
しかし、
阿妹茶樓は見当たりません。
なぜか肉団子に吸い寄せられる
歩いていると、
ものすごい湯気を上げる肉団子屋さんを発見。

湯気。
肉団子。
行列。
「美味しそう・・・」
でも今回は阿妹茶樓で食べたいので我慢!
お店に着くまで我慢するぞ!
するとお次は中華饅頭屋が……。

結局、肉まんを買いました。
この街は食べ物の誘惑だらけです。
食べながらお店に向かうので今回は良いでしょう。
阿妹茶樓より先に肉まんを制覇。
「まん まん 満足~♪肉まん 満足~♪」
絶景に感動するも目的地が見つからない
さらに歩いていると、
突然視界が開けました。
山々。
海。
霧。
まるで水墨画のような景色。


「おおお~綺麗!」
と感動。
写真を撮る。
さらに撮る。
しかし、
阿妹茶樓は見当たりません。
そして完全に迷う
だんだん人がいなくなっていく……。
あれ、確実にここではないような……。
でも山の上の方にあるような気もする。
さらに上に登る。

もうお店すらなく、住宅街のようなところまで来てしまった……。
GPSを見ても、
道が細すぎてよく分からない。
気付けば、
九份を散策しているのか、
九份に散策されているのか分からない状態。
ついに阿妹茶樓を見つけられず終了
気付けば帰りの時間。
最後まで、
「あれ?阿妹茶樓ってどこだったの?」
という状態のまま終了。
まさかの、
九份まで行って阿妹茶樓にたどり着けない。
そんな観光客が本当にいるのかと思われそうですが、
ここにいます。
私です。
九份観光で学んだこと
九份は、
目的地を目指して行く場所ではありません。
気付けば迷い、
気付けば食べ歩きし、
気付けばお土産を見て、
気付けば絶景を眺めている街です。
それだけでも十分に楽しめるので、まんまん満足です。
次回九份に行くときは、まず阿妹茶樓の場所を確認してから出発しようと思います。
余談
帰りのバス停近くに、カピバラグッズを販売しているお店があったのですが、
そこのオリジナルソング?の”カピバララップ”が最高でした。
九份老街にお立ち寄りの際はぜひ曲だけでも聴いてみてください。
癒されますよ~♪



